リノベーション事例・マンション

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契約年月/2025年11月

桜並木の傍らに、新たな息吹を。豊島区の歴史を継承する贅沢な住空間。

東京都豊島区。春には神田川沿いに咲き誇る見事な桜並木を間近に臨み、古くから文人や名士に愛されてきた邸宅街としての気品と、山の手らしい静謐な空気感を今に伝える稀有なエリアです。

この由緒ある地に建つ、1970年代前半という「分譲マンションの黄金期」に竣工した歴史あるヴィンテージマンション。その一室において、当社は区分所有マンションの取得から企画、そしてフルリノベーションに至る一連のバリューアップ事業を手掛けました。

半世紀という気の遠くなるような時を刻んできた建物だけが纏う、重厚で特有の趣を最大限に尊重。その伝統的な美意識に、現代の多様なライフスタイルに相応しい機能性と洗練されたデザインという新たな息吹を吹き込んだ、再生プロジェクトの全容を詳しくご紹介いたします。

最新の設備仕様と、上質な暮らしを彩る意匠

居住空間の設計においては、開放感と機能性の融合を追求しました。 キッチンにはスタイリッシュなデザインのLIXIL製システムキッチンを採用し、洗練された家事動線を構築。バスルームやトイレ、洗面化粧台には、TOTOやPanasonicといった信頼ある国内メーカーの最新モデルを導入し、快適な水回りを実現しています。

また、全室の床材には遮音性に優れた「LL40仕様」の二重床を採用。都市の喧騒を忘れさせる静かな環境を整えるとともに、木の温もりが感じられる質感豊かなフローリングが、窓から差し込む自然光と調和し、住まう人を優しく包み込むような落ち着きのある空間へと生まれ変わりました。

「見えない部分」から磨き上げる、スケルトン・リノベーション

本物件は、白いタイル貼りの外観と重厚な共用部を併せ持つ、都内でも有数のヴィンテージ物件です。しかし、室内に関しては築50年以上の歳月を経ており、設備や配管の老朽化が大きな課題となっていました。

当社の再生プロジェクトにおいて最も重視したのは、表面的な装飾ではなく「住まいの基本性能」の刷新です。一度全ての壁や床を取り払うスケルトン状態にし、給排水管や電気配線といったインフラ部分を専有部内で全面的に新規交換しました。築古物件において懸念される漏水リスクや電気容量の不足を解消することで、歴史ある建物に住まう誇りと、新築同様の安心感を両立させています。

資産価値を支える「適切な管理」との向き合い方

ヴィンテージマンションの価値を左右するのは、個別の専有部だけではなく、建物全体の管理体制にあります。本物件では、将来を見据えた長期修繕計画に基づき、管理費の適正な改定が実施されるなど、管理組合による主体的な維持管理が行われていました。

当社はこうした「建物の未来を守るための取り組み」を、資産価値を維持するためのポジティブな要素として捉えています。経年劣化という避けられない現実に対し、適切に修繕や資金計画の修正を行う管理体制が整っていることは、この先の数十年を共にする住まいとして、大きな信頼の証となります。

歴史を紡ぎ、次世代へ繋ぐ住宅再生のカタチ

スクラップ&ビルドではなく、良質なストックを磨き上げ、価値を継承していく。 本案件は、確かな市場調査に基づく取得から、約3ヶ月に及ぶ緻密な工事、そして安心の保証を付帯したお引渡しまで、当社のリノベーションノウハウを凝縮した事例となりました。

当社はこれからも、歴史ある建物のポテンシャルを見極め、プロフェッショナルな視点によるバリューアップを行うことで、都市における豊かな住文化の発展に寄与してまいります。


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